村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ ・三浦雅士
販売価格

800円(内税)

購入数


村上春樹の登場はある意味で世界 的な現象だったのだ。この段階で、小説における現実というものがはっきり変わった。 いや、人間における現実というものがはっきり変わった。柴田元幸から村上春樹へと さかのぼり、村上春樹から柴田元幸へとくだってくる過程で、そのことがよくわかっ た。サリンジャー、ヴォネガット、ブローティガンの3人が村上春樹と高橋源一郎と 池澤夏樹を生んだ。そういう文学的な環境から柴田元幸の感性が生まれ、その感性が、 オースター、ミルハウザー、ダイベックに結びついた。この間に起こった変化はとて つもなく大きなもので、たぶん小説というものの性格が変わってしまったのだ。もち ろん、このことについてはこれからもっとじっくり考えなくちゃならない。とりあえ ずこれは、現在ただいまの、現場からの報告というところ。(三浦雅士)

出版社:新書館
発行年:2003年初版
状 態:帯あり 良い
サイズ:単行本ハードカバー 19cmx14cm 292ページ

この商品について問合わせるこの商品を友達に教える買い物を続ける